

妙行寺に収蔵している清正公所縁の宝物と什宝です
■加藤清正公像
加藤清正公三百五十年祭を記念して昭和35年に建立されたものである。
■長烏帽子兜
有名な清正公の長烏帽子兜の模造品である。実物は清正公自筆になる「南無妙法蓮華経」と書いた数百枚の紙を張り合わせて長烏帽子をつくり黒漆の下地に銀粉を塗り、両側に朱塗で日の丸を書いたものである。
■加藤清正公束帯姿画像
日遙上人筆の画像で現在愛知県指定文化財となっている。日遙上人については、清正公が朝鮮から連れてきた義子で、加藤家の菩提寺本妙寺(熊本市内)の第三世の住職となった人である。
■兜の前立
清正公の使用した長烏帽子兜につけたもので、黒漆塗円形のもので清正公自筆の題目が記してある。
■加藤清正公虎退治屏風
端午の人形の題材には古くから使われてきた加藤清正公の虎退治。朝鮮出兵の際、加藤清正公の陣の近くに大虎が現れ、部下が殺されてしまった。怒った清正公が自ら虎狩りを行い、大虎に立ち向かって行き十文字槍で突き伏せたところ、槍先を噛み切られて片鎌となったが、かまわず清正公はその片鎌の槍で虎を退治した。以来、片鎌槍が清正公のシンボルとなったという。
その他種々蔵す。